project member interview blog  
美術館にアートを贈る会   お問合せは info@art-okuru.org

「美術館にアートを贈る会」第4弾プロジェクト、
今村 源さんの新作です

2014年10月31日 伊丹市立美術館にて贈呈式を行わせていただきました。多くの方々のご支援とご協力に感謝いたします。

imamura    
寄贈プロジェクト第4弾として、今村源さんのアワの新作をともに考え、伊丹市立美術館にて開催された「今村源展・連菌術」での出品作品の中で感心の高かった「アワ」の作品を新たに制作していただくことになりました。始めてのコミッションワークです。
私たち市民がこんな作品をもってほしい、と美術館に積極的にアーとを贈っていくことで美術館が市民のための役割を之まで以上に考えるきっかけになればと願っています。
作品、美術館、市民の新たな繋がりをつくり出す、この活動に参加しませんか。


依頼制作によるアート作品のこと。設置スペースに合わせた作品が制作されるのが魅力。

◀寄贈予定作品「シダとなる・イタミ2013」プランスケッチ
▼受動性・チョウコク|2006年、伊丹市立美術館 今村展より「アワ」の作品設置風景
imamura01imamura02

寄贈希望先美術館は伊丹市立美術館です。
寄贈予定作品は、伊丹市立美術館の設置スペースに合わせて制作する作品です。
 
information
【今村 源(いまむら・はじめ)プロフィール】
1957年大阪生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。いわゆる彫刻の概念にとらわれることのない美術家である。日常的なもの、例えば机や冷蔵庫に、作家の仕掛けが加えられることで作品化される一方、自然界への深い興味や観察から非日常のものも作品となる。例えばシダやキノコなどの菌類の世界が作品化されると、鑑賞者の視線は、見ることのできない土中の世界へ誘われる。2006年の伊丹市立美術館での「今村源・錬菌術」では、日常/非日常の双方からの不思議が顕在化され、自在の広がりを見せる快空間が出現した。今村は同年に国立国際美術館で開催された「三つの個展:伊藤存×今村源×須田悦弘」をはじめ、美術館、ギャラリーでの展覧会にコンスタントに出展を続けている。
【伊丹市立美術館】
江戸時代に「酒の町」として繁栄した伊丹の地に1987年に開館した。「諷刺とユーモア」をコンセプトに18世紀イギリスから現在へといたる近代諷刺画を主に蒐集している。なかでも19世紀フランス美術を代表する作家のひとり、オノレ・ドーミエのコレクションは、国内はもちろん、世界的にも有数の規模を誇っている。同じく「諷刺とユーモア」の精神のもと展示活動にも取り組み、これまで川俣正、渡辺豊重、土谷武、江口週、菅木志雄らを、そして関西では今村輝久、森口宏一、山田光、福岡道雄など、個性豊かな現代美術の作家を紹介し、2006年には「今村源・錬菌術」を開催した。小規模ながらも特色ある美術館として親しまれている。
 

【協力方法】
一口:5,000円
一口以上をお申し込み下さい。ご賛同、ご協力をお願い致します。
ご送金後、お手数ですが以下の三点を事務局までお知らせください。
メールお電話または郵便にて)
(1)お名前(漢字、よみがな)
(2)メールアドレスまたはご住所
(3)ご協力プロジェクト名(「今村源作品寄贈プロジェクト」)
※頂戴しましたご連絡先は、経過報告等、事務局よりのお知らせにのみ使用させていただきます。

【目標金額を達成いたしました】

おかげさまで約2年間、関西各所での説明会や紹介活動を重ね市民からの賛同、寄付を得て目標金額を達成することができ、下記の通り贈呈式を開催させていただくことになりました。心より御礼申し上げます。

日時:2014年10月31日(金)10:00-

伊丹市立美術館1階講座室にて

贈呈式の様子は、ブログをご参照ください、

【特典】
美術館に作品を寄贈の際の目録に、ご協力者全員のお名前を明記いたします。また、当会の報告書にも明記いたします。匿名希望の方はその旨お申し出ください。
 
 
Copyright©2010 美術館にアートを贈る会.ALL Rights Reserved.